年齢を重ねると血圧の高さなどが気になってくると思います。
そんな時に服用するのが降圧剤をよく聞きますが
降圧剤に副作用があるのを知っていますか?
知って服用すると知らないでは身体に対する危険の度合いが違うみたいです。
自分の家のお爺さんやお婆さんが降圧剤を使っている人は
いまいちど降圧剤について知っておいたほうが良いと思います。
降圧剤の服用で副作用が出る確率は高い?
降圧剤(こうあつざい)とは?
降圧剤と難しい名前の薬ですが簡単に説明すると血圧を下げる薬になります。
服用すると血管破裂などのリスクを回避するとも言われており
別名では血圧降下剤とも言われます。
説明だけ見ると高血圧などの人には重宝されて良い薬だなと
思いがちですが服用の仕方などで副作用確率が一変し
高くなる事が多いみたいです。
グレープフルーツとの服用は注意!降圧剤の種類・副作用の一覧まとめ
降圧剤といっても種類が色々と分かれており
- カルシウム拮抗薬(血管の収縮を防ぐなど)
副作用は動悸・ほてり・頭痛・便秘などがありグレープフルーツと
一緒に服用すると血圧が急激に下がり危険です。
- 利尿薬(腎臓のNaCl再吸収を抑制し利尿効果を促進など)
副作用は尿酸値上昇・低カリウム血症・めまいなどの症状がでて
肝臓などが悪いかたの服用は危険で処方されません。
- ACE阻害薬(臓器の障害が進むのを予防など)
副作用は空咳(からぜき)など痰(たん)が出ない咳がでて
ひどい場合は誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)を引き起こすとも
言われております。
- β遮断薬(高血圧・心不全の予後改善など)
副作用は脱力感・うつ病など気力の低下などが出ることがあります。
- 合剤(カルシウム拮抗薬+ARB、利尿剤+ARB)
- (2種類の薬を合わせた降圧剤)
副作用は降圧剤の種類により出てくる症状が違います。
- α遮断薬(早朝の高血圧を抑えるなど)
副作用は立ちくらみ・めまい・動悸などの症状がでることがあります。
他にも降圧剤の種類は数点ありますが病院で処方される事が多い種類となります。
なぜグレープフルーツと降圧剤の組み合わせが悪いか?
普通の薬は肝臓から排泄し血中濃度が下がりますが
降圧剤(カルシウム拮抗薬)で下がるとされる効果を
グレープフルーツに含まれる成分が肝臓内部などに残り
余計に血圧を下げ続けるという危険性があり降圧剤とグレープフルーツや
グレープフルーツジュースは一緒に服用してはダメと言われているみたいです。
降圧剤の副作用などもそうですが心配になった人は
近くの病院などに相談して正しい判断をしてもらう事をおすすめします。
参考程度にしてもらえたら幸いです。