お盆が終わった後に来るのが
地蔵盆と言われております。
子供の頃は何気ない親に連れられて行っていた
記憶がありますが今思うと一体
なんだったのかという思い出があります。
地蔵盆とは?京都が発祥の地?歴史や由来など
まず地蔵盆とは一体何なのかと言うことですが
地蔵盆は、子供を守る佛(ほとけ)地蔵菩薩を
民間信仰として古くから子供の幸福や成長を
願っていたとされております。
他にも地蔵盆の説があり
歴史は平安時代にまで遡り(さかのぼり)
地獄にいる鬼から子供を守る守護神的な存在で
あがめられていたと言われております。
要は地蔵盆は地蔵菩薩の縁日(祭り)というふうに
捉えてもらってもらったほうが分かりやすいかもしれません。
また地蔵盆の時期に京都などでは盛大に
お祭りが開かれ京都の各地で縁日(お祭り)が開かれ
子どもたちに楽しまれております。
地蔵盆と聞くと京都をイメージする人も
多いせいかもしれませんが京都だけでは無く
主に関西地域と言うほうが発祥の地も含め
大阪などでは地車(だんじり)などが出て
数珠繰り(じゅずぐり)という玉が大きい数珠を
子供が回す行事なども行われております。
地蔵盆は和製ハロウィン?お供え物はお菓子が定番!?
地蔵盆は子供の成長を願ったりすると同時に
地蔵菩薩様にお供えをしますが地域によっては
お菓子がお供えされているところもあるみたいで
兵庫県などの地域では子どもたちが
各、場所のお地蔵さんにお参りに行きお金や米などをお供えし
地域の人にお菓子を貰うという行事をおこなっている
ところもあるみたいです。
街を練り歩きお菓子を貰うと聞くと
どこかハロウィン的な感じもしてしまいますね(*^_^*)
実はこのハロウィン的なノリ(お菓子を貰う)には意味があり
子供がお地蔵様やご先祖様にお参りするという事を
覚えさせるという意味も込められているみたいです。
他にも盆踊り同様に地蔵盆の日に踊るところあります。
私の生まれた地域では、お菓子は無かったですが
踊りを踊った記憶があります。
地域が違うと思いや願いは同じですが
風習や行事のやりかたなどが色々と変わるんですね。